イチゴとトマトと、、、野菜だらけにしちゃうぞ~

マラソンブログはプロフの通りに挫折し、新たな楽しみと実益を求め始めた家庭菜園の記録です。

コンニャク 作りました 炭酸ソーダで作る方法 その2 << 作り方 >>

蒟蒻芋から作る 手作りコンニャク ダイエット編

 

炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)で作りました。

 

ここのところ雪も消えて走れるようになり、少々体重減の傾向です(^o^)v

そこで、さらに絞り込むため、ダイエット食品に挑戦です、、、と恰好付けてますが、単なる趣味とも言えますp(^.^)q

初挑戦なので、失敗箇所も書いておきます。
参考になるかな?

原料はこれ、生蒟蒻芋です(福島県東和町産)

重量 1.06kg

f:id:mc210975complete:20170221181929j:plain


先ずコンニャクを作るにあたって、作成方法をいくつかネットで探しました。

 

作るにあたって、私が分からなかった点が2つありました。

 

◆疑問1つ目、凝固材について◆
一般的な製法として、水酸化カルシウムまたは貝殻焼成カルシウムを使用するとあります。
貝殻焼成カルシウム、、、うんうん、これ使いたい、、、なのですが一般のお店では取り扱ってません。

ネット通販で購入するのが普通と書かれています。

 

でも、せっかちな私は今日作りたいので他の方法を探しました。

 

有りました、有りました。


炭酸ソーダから作る方法。
今回はこれを採用します。

 

昔は、藁を燃やした炭を水に溶かし、濾過したものを使ったという記述もありました。
でも、藁は手に入らないですよね。

 

ついでに、凝固材として使うのが一応薬品なので、紛らわしい薬品をあげておきます。
※ネットからの受け売りなので悪しからず。

 

今回使う、炭酸ソーダと炭酸ナトリウムは同じです。
薬局(カワチ)で500g箱、530円で売ってました。
今回これを使います。

f:id:mc210975complete:20170221182601j:plain


炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウムとは違いますのでお間違いのないように。

 

炭酸水素ナトリウム、またの名を重曹、、、重曹では固まりません。
炭酸ソーダは、この重曹を加熱、もしくは、重曹の飽和水溶液を煮沸しても作れるようです。
好奇心旺盛な方はお試しください。

 

水酸化ナトリウム劇物です。

 

◆疑問2つ目、使用する凝固材による違いはどこに出るのか◆
ネット情報と作った結果から。

炭酸ソーダでは、茹でるまで固まりません。

水酸化カルシウムを使用すると、水酸化カルシウムの水溶液を加えて練った時点で固まるようです。

 

味は、比べていないので分かりませんが、じゅうぶんに美味しくできますよ。


★★★ 調理開始 ★★★
重ねておことわりしますが、炭酸ソーダを使用する作り方です。

 

◎ 調理手順の概略 ◎

1.芋をタワシなどで良く洗う
2.洗った芋を卵大にカット
3.竹串がスッと通るくらいに茹でる
4.茹であがった芋の皮を剥く
  剥かなくても大丈夫との情報ですが、出来上がりが黒くなりす
5.皮を剥いた芋の重量を量る
  (凝固材、水の量を計算するため)
6.大型の容器に芋の3.3倍の水を量る
7.量った6.の水と茹であがった芋をミキサーで攪拌し磨り下す
  (手で磨り下ろしても良いが、無謀な挑戦になりそう)
8.余った6.の水を磨り下ろした芋に混ぜて手で均一に混ぜる
9.30分程寝かせて落ち着かせる(あまり厳密に時間を計る必要はない)
10.凝固材を芋1kに対し25gを350ccの水で溶解する
11.寝かせた芋を10分程、力強く、糸を引くような感じまで捏ね、
   溶解した凝固剤の水溶液を一気に入れてさらに捏ねあげる。
12.型に流しいれ30分程寝かせ、落ち着かせる

  (あまり厳密に時間を計る必要はない)
13.適当な大きさにカットし沸騰したお湯で30分から40分茹で上げる
   この工程で芋の持つシュウ酸カルシウム(毒素)が解毒される
以上で完成

 

※使用する容器の注意
蒟蒻芋にはシュウ酸カルシウム(酸性)が含まれ、凝固材の炭酸ソーダは強アルカリなのでアルミ鍋は避けたほうがいいようです。
お勧めは、ポリ容器かステンレス容器

※皮膚の保護
素手で扱うと蒟蒻芋のシュウ酸カルシウムでヒリヒリ&痒くなります。
肘くらいまでスッポリ入って密着するゴム手袋がお勧めです。
私はゆるゆるのビニール手袋を使ったため、芋を練る際にネバネバで手袋が脱げてしまい最後は素手で練りました。
今回は下茹でした芋を使ったので、ある程度抑えられましたが、肌を刺すような若干の刺激がありました。
 
☆☆☆ それでは調理の詳細 ☆☆☆
芋を良く洗います。
生芋の断面は綺麗なピンク色ですね。

f:id:mc210975complete:20170221183540j:plain

これを卵大の大きさにカットします。

f:id:mc210975complete:20170221183636j:plain

竹串がスッと入るくらいに茹でます。
余分めかな?と思うくらいに茹でると皮がむきやすいです。

f:id:mc210975complete:20170221184125j:plain

茹で方が少ないと芋の凹凸で凹の部分が旨くむけません。

茹であがった芋を水を掛けながら(熱いので)皮を剥きました。

皮は剥かなくても良いようですが、出来上がりが黒くなるので私は剥きました。

ちなみに、市販のコンニャクは海藻などを入れて黒くしているようです。


剥いた芋は器にとっておき、剥き終わってから水洗いして表面を洗い流し、芋の重量を量ります。

今回の材料、皮を剥いた蒟蒻芋の重量はジャスト1kgでした。

 

なので、これを基に計算します。

①.水の量は3.3倍の3.3Lを容器にとります。

②.凝固材の炭酸ソーダの量は25gを計量カップにとります。

③.凝固材を溶解する水は350ccを容器にとります。

原料の芋に対し、このの割合です。

 

茹であがった芋をミキサーで磨り下ろします。
我が家のミキサーは小さいので1kの芋を6回に分けて磨り下ろしました。

ミキサーに芋と①で量った水を適当に混ぜて攪拌します。
塊が無くなればokですが、芋の粘りで空転し始めました。
水の量を多くして、小分けで回数を多くしたほうが良さそうです。

④.下した芋は別容器に入れます。

全て磨り下ろしたら、①の水が余るので、余った水を④の磨り下ろした芋の入った容器に全て移し、全体をなじませるように均一に混ぜ、30分程寝かせて落ち着かせます。

始め手で混ぜましたが、仕上げはこれで!!

写真:寝かせている状態

f:id:mc210975complete:20170221184242j:plain

 

いよいよ、作業の核心部!!!

 

上の寝かせた芋を10分程、力強く、糸を引くような感じまで捏ねあげます。

そこに、溶解した凝固剤の水溶液を一気に入れて素早く練り上げます。

水溶液は350ccの水に25gの炭酸ソーダを溶かしたものです。

(1分程の間に素早く行う)

凝固材を入れると、蒟蒻がバラバラになるので、すばやく混ぜながらよく練りこんでいきます。

最初はわざとバラバラになるよう混ぜ、次第にまとめる様に練りこんでいく感じ。

ここを素早く、やらないとマダラになり固まらなくなります。

 

型に入れて30分程、寝かせ、落ち着かせます。


寝かせても、この段階では固くはならないので、茹でる鍋に入れる際に型崩れが起きないように注意が必要です。
写真:型に入れたところ

f:id:mc210975complete:20170221184905j:plain

ここで、表面の水を付けながら空気を押し出すように平らに延ばしてあげると

出来上がりが綺麗になるようですが、、、私は、、、まぁいいかって感じ。

 

いよいよ茹で上げてコンニャク作成です。

 

トレーに入れたコンニャクを適当な大きさに切り分けます。

今回は1個のトレーを8分割し、都合16個の板状コンニャクを作ります。

 

先ず、大きめの鍋にお湯を沸かしてい置きます。
コンニャクは茹でると1.5倍程度に膨れます。

 

今回は1kの芋から市販の蒟蒻(250g相当)より大きめが16個
できました。

 

茹で上げる鍋は40cmの鍋を使い、8個づつ2回に分けてやっと茹でられる量です。

写真:茹で上がったコンニャク

f:id:mc210975complete:20170221185452j:plain

 

形ちに性格が出てますネ。

気にしない、気にしない (^.^)(^-^)(^ ^;)


癖のない美味しいコンニャクが出来上がりました。

 

16個のコンニャクをどうしよう、、、

冷蔵庫に全部は難しいので、、、

 

コンニャクを4個作成して冷凍庫へ、、、繊維分のみが残り牛筋?みたいな食感になります。

我が家用ストックに4個をタッパーで保存

1個をお刺身にして、ゆずみそ、と、辛子みそ で試食

1個を牛肉とネギで煮ました

f:id:mc210975complete:20170221190756j:plain

癖がなくてとても美味しいコンニャクができました。

 

そうそう、残り6個は妻の職場に拡散していきました。

 

本日はダイエットの一環ということで脱線はお許しを。

 

以上、手作りコンニャクの報告でした。

 

今日はお天気荒れ模様で、ガチ・ユル走の2回目は明日に延期です。

 

長文、最後までありがとうございました。

 

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

<< 追記 >>

前回、書き漏れた部分をここに書き足していきます。

2017/02/23 追記分

コンニャク芋を切った際の匂いについて


今回使用したコンニャク芋は断面はピンク色で綺麗と書きましたが、細かく切るに従って、シュウ酸のヤバソウな匂いがしてきます。
敢えてヤバソウと書かせていただきます。


コンニャク芋は、別名、毒芋の異名があるらしいですね。

ですが、皮を剥くために今回は茹でました。

この時点で匂いは和らぎ。

炭酸ソーダ(ナトリウム)を添加した時点でコンニャクらしい匂いになり。

さらに茹でて行くに従ってコンニャクらし匂いに変わります。

なので、初めの匂いに恐れをなす必要はありません。


この匂いで具合が悪くなることもありませんでした、私は。

気になる方は、マスクをどうぞ。

 

◆磨り下ろす、あるいは、摩り下ろした後の扱いについて


磨り下ろしたコンニャク芋が、周辺に飛び散ると後始末が大変です。
飛び散った磨った芋をダイフキで拭き取ると、そのダイフキを洗ってもなかなか落ちてくれません。

これを防ぐには、大きめの器でゆとりの有る分量ずつ調理することかと思います。

 

一般家庭では、1kの蒟蒻芋を一度に調理するのはお勧めしません。

今回、芋1kで出来上がったコンニャクの量=300g/1個 x 16個です。
これって、結構な量です。

 

なので、1回の調理は500g(小ぶりのコンニャク芋半分)が限界のように思われます。(8個)


ミキサーで磨り下ろす際も同様に少しづつ磨り下ろすことをお勧めします。

ミキサーで磨り下ろされた芋がミキサーの下のほうでへばり付きます。
これを取り除くときも目一杯だと手こずります。


あらかじめ計量した水でミキサーにかける際も、この水を多めにして、少しずつがいいようです。

 

また、思い出したことが有れば追記します。